自分らしさについて考えてみましょう

引き続きコロナの影響で非日常が続いています。感染しないよう外出自粛を徹底しましょう。こんな時は家にこもりながら、自分のこれまでとこれからをじっくり整理し、何が大切で、何が不必要なのか、自分はどんな人間なのかを言語化することにチャレンジしてみましょう。

自分らしさを見つけるために

自分らしさを見つける=自己理解(自己分析)となります。

自己理解とは?
自分は何が得意でどんなスキルを持ち、興味は何か、自分の夢、大切なものは何か、周囲の人とどんな関係性にあるか等自分自身の理解を深めることです。

自己理解を実行する時に大事なのは、自分をいくつかの視点、例えば適性、興味、価値観などの視点から見つめ、視点ごとに観察された自分を描写し、さらにそれらを統合してまとめあげ、自分らしさについて認識を深めることにあります。

自己理解の方法いくつか

自己理解の方法にはいくつかあります。
1.自己を見つめる=自分自身を省みて、考えをめぐらし自己理解を深める
2.他者からのフィードバック=有名な手法に「ジョハリの窓」
3.各種アセスメントの利用

この中で「⒈の自己を見つめる」の中には様々な切り口があります。
★職歴や学習歴の棚卸し
★人生全体の流れ
★能力やスキル
★性格や気質
★価値観や指向性等
⒉や⒊についてはまた別の機会に詳しくご説明したいと思います。

先日は価値観を再確認してみました。今回は今までの仕事経験を棚卸しすることで、自分のスキル、能力、自分をどう活かしているか、人間関係について等振り返ることで、「自分らしさ」や「自分らしい働き方」を探っていきましょう。

今までの仕事経験を棚卸しする

下の表は棚卸しの表になります。これまで携わった仕事について、企業ごとに棚卸しをしてみましょう。⒈〜⒏の項目についてそれぞれ書いていきます。表の右側が記入例になります。

⒈会社名(例)株式会社○○
⒉就業期間(例)2013年4月〜2020年3月
⒊職種(例)営業事務
⒋仕事内容(例)パッケージ資材を販売する5名所属の営業チームのサポートを担当。主に受発注業務、電話対応、法人顧客の管理、納期管理、伝票作成、売り上げ管理
⒌その仕事で得たスキル・能力(例)業務量が多かったため、迅速に業務をこなす能力が身についた。マルチタスク能力や顧客との信頼関係構築や取引をスムーズに進めるための調整力も身につけた。
⒍成果・実績(例)営業が回りきれない顧客をフォローし内勤営業として毎年売上に貢献していた。
⒎頑張ったこと、人間関係(例)とにかく業務量が多かったため、仕事を早く済ませるように業務改善を頑張った。部署間の重複していた業務を1本化したり、社内ITシステムの構築にも携わった。
⒏その仕事が気に入っていたか?いないか?(理由も)(例)仕事は気に入っていなかった。なぜなら、やりがいはあったが、自分で業務量の調整ができず残業がとても多かったから。最後には体調を崩してしまった。

例えば、上の表の記入例の場合「自分らしさ」「自分らしい働き方」はどんなものでしょうか。仕事はテキパキとこなすタイプの方のようです。ただしやりがいを感じながらも業務量の多さから体調を崩し、退職してしまったとのこと。この方の場合自分らしく働くためには、「バランス」が大切かもしれません。勤務時間や業務量のバランスが取れる時、本領を発揮してバリバリ仕事に邁進できる可能性が高いでしょう。

相談の現場でもこういうパターンはとても多く見受けられます。以前の職場で嫌な思いをした時、次の職場を選ぶ時には、その嫌な経験と反対の条件を必須にする方が多いのです。こういう部分を掘り下げていくと、自分が本当は何を望んでいるのか、自分らしさを発揮するには何が必要か、が見えてくるでしょう。

この棚卸し表でポイントとなるのが、⒌〜⒏です。ここをじっくり考えることで、自分は何が得意で、どんなことに労力を使ってきたのか、何を優先させてきたのか等自分の個性、自分らしさが見えてきます。

これらの棚卸し表を書き込み途中でも、出来上がってからでも、色々と気づきが出てきます。その時に必ずメモをしておくと良いでしょう。そして本格的に自己分析を進めたい場合は、ぜひプロの力も借りてみてください。対話することで一人で考える時と比べて思いもかけない事を掘り下げることができたり、視点もより広がります。特に⒋と⒌について、次の職域を広げるための「ポータブルスキル」を導き出す時にプロの力は必要になります。

[ 自分らしさについて考えてみましょう ]女性のはたらくこと, , 2020/04/15 20:58